コンセプトは「地上で読む機内誌」。誌面を飾る世界各地の美しいビジュアルとテキストは、読者を架空の「想像旅行」へと誘うだけでなく、 その地へ「実際に行ってみたい」と思わせる、リアル・トラベルの入り口をも提供します。

次号PAPER SKY特集/モロッコ

morocco今週、PAPER SKY取材班が次号#26のためにモロッコへ飛び立ちます。

“heading off to Morocco soon. We will be looking for lifestyle hints in Morocco. They have amazing shyokunin
there and I’m looking forward to seeing their work. Also of course excited to see the desert.”(ルーカス談)

モロッコに、ライフスタイルのヒントを探して - 特集のテーマは、職人の作る雑貨。木やタイル、布など、モロッコの職人たちの素晴らしい手仕事に注目します。
ルーカスにとって、アフリカは今回が初めて。「もちろん、砂漠を見るのも楽しみ。砂漠で音楽を聴くという企画もやりたいと考えていて…」と、アイデアもふくらんでいる様子。

後日、取材から戻ったルーカスの話もオンラインで掲載する予定です。どうぞお楽しみに!

Editor’s Note #25 カリフォルニア

editor’s note
 #25 カリフォルニア/ Text:ルーカス ビービー(本誌P.6より)

[現代文化のノーザンライツ - 北カリフォルニア]


僕はバルチモアに生まれた。当時20歳だった母は、誰もが認めるウッドストック・ヒッピー。僕が3歳のころに家族でカリフォルニアへ渡り、最終的にビートニクとヒッピーとサーファーのメッカ、西海岸に移り住んだ。

音楽、文学、食べ物、アート、そしてスポーツにいたるまで、現代文化の多くはビートとヒッピーとサーファーの影響をおおいに受けてきた。そしてこのすべてのムーヴメントに共通しているのが、北カリフォルニアの街々に深いルーツをもっているということ。ビートとヒッピーとサーファーがどれほど多くの影響を僕たちに及ぼしてきたか、そしていかに僕たちのカルチャーを感化しつづけているか、それを読者の皆さんに伝えるため、PAPER SKYはこの街へ旅立った。これらのムーヴメントがその基礎を築き、今もたしかに存在して人々を刺激している、数々の場所を垣間見るために。

今回の旅は、サンフランシスコのベジタリアン・レストラン「Greens」のブレックファストに始まる。ここは現代の「オーガニックフード」の元祖といっても過言ではない。そしてビートのメッカ「City Light Books」までぶらりと散歩。さらに地下鉄や車にちょっと乗ってバークレーまで足をのばし、ダスティン・ホフマンの映画『卒業』に登場する伝説的な本屋「Moe’s」に立ち寄る。そこから僕たちが向かったのが、じわじわと細胞増殖のように成長し、今やサーフィンとスケート・ムーヴメントのメッカともなったサンタ・クルーズ。ここにはアメリカでもっとも進んだ知的能力をもつ大学のひとつ、カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校(カリフォルニアンたちはUCSCと呼んでいる)がある。その少し南にあるのがビック・サーと呼ばれる場所。かつてはここに、ビートとヒッピーとサーファーが、おいしい空気と世界有数の美しい自然を求めてやってきていた。このあたりは、スピリチュアルでオルタナティヴなライフスタイルを生みだした「エサレン研究所」の本拠地であり、ビートに大きな影響を与えた作家ヘンリー・ミラーの故郷でもあり、また「マーヴェリックス」と呼ばれるビッグウェイブと、この大波を初めて制覇したという伝説のサーファー、ジェフ・クラークに会いに、世界中からサーファーが集まるハーフムーンベイにもほど近い。そして、このオルタナティヴ・ムーヴメントの旅物語の締めくくりとして、現代のムーヴメントに欠かせないのが、フランシス・フォード・コッポラの驚くほどおいしいワイン「ルビコン」を生んだナパのワイナリーRubicon Estate」だ。

さあ、これで十分。手短かに言えば、今号のPAPER SKYを読んで、ビートニクスとヒッピーとサーファーのすべてを学んだら、あとはもう「トリップ」するだけ、ということ!

次号の特集は「カリフォルニア」

次号ペーパースカイ#25の特集は、「カリフォルニア」。ルーカスをはじめとするペーパースカイ編集部は、2月中旬に取材に行ってきました。
帰ってきたばかりの時に、ルーカスに取材の様子を聞きました。

カリフォルニアの取材から帰ってきて

「今回の特集のテーマは“Morning”。サンフランシスコでは、朝ごはんのおいしいところを紹介する予定。それに、このあたりは日本とアメリカを合体させたような森があって、それもちょっと取り上げるつもり。水族館もよかったし、海では鯨も見れたよ。カリフォルニアにゆかりのある作家の道をたどったり、そういう特集もしたいと思ってる。いい写真がたくさんあって、どれから見せようか…」と、プリントしたばかりの写真を嬉しそうに見せてくれました。
「ギターを作っている職人に会ってきたんだけど、この人は世界中回って一番きれいな音が出せる木を探しにいったりしていて…」と、話は尽きません。
次号ペーパースカイも、充実した内容になることは間違いなさそうです。

発売は4月25日。ペーパースカイはどんなカリフォルニアを描き出すのでしょう。どうぞお楽しみに!

タヒチで出会った気の合うガイドさん

気の合うガイドさんとタヒチ・ツアー

上の写真は、バイパヒの植物公園にて(#24 P.58)。今回のタヒチ取材で、ルーカスらを案内してくれたのが、一番左に写っているロルフィーさん。タヒチ観光局のガイドさんで、とても楽しい気の合う人でした。

「最初到着したときに、ガイドしてもらったのがロルフィー。その後はガイドしてもらう予定はなかったんだけど、レンタカーの用があって空港に行ったときにばったり再会して。
それで、僕らロルフィーのことすごく気に入っていたから、“ガイドしてよ、みんなあなたのことが大好きだから、一緒にいるとハッピーだから!”といって口説いて…
結局その後もずっと一緒にガイドしてもらっちゃった」とルーカス。

ルーカスにとっても、タヒチに来たのはこの取材がはじめて。
「今回は植物がテーマだったけど…、やっぱりタヒチは海もすごくきれい。魚もたくさんいて、マンタが泳いでいるところも見ることができた。有名なタヒチ島やボラボラ島だけじゃなくて、フアヒネ島やモーレア島といったまわりの島も、とてもいいところ。みんなタヒチ来たら、いろんな島に行ってみると楽しいと思う」

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PAPER SKYの編集長ルーカスビービーに、特集の見所や取材の様子をインタ ビュー。取材の合間のこぼれ話やオフショット写真など、ルーカスならではの旅 の視点を伝えます。毎号本誌に掲載されている「Editor's Note」もこちらで読 むことができます。



ルーカス ビービー / Lucas B.B.

クリエイティブディレクター/編集人

1971年生まれ。トラベル・ライフスタイル誌『PAPER SKY』やキッズ誌『mammoth』、ベビー誌『baby mammoth』を発行しながら、プロデュース/編集/制作プロダクションとしてアイデアに溢れたクリエイティブ活動を行う(有)ニーハイメディア・ジャパンの代表取締役兼、総合プロデューサー。これまで『metro min.』(スターツ出版)や『tokion』、『planted』(毎日新聞社)など多くの雑誌創刊に編集長やクリエイティブディレクターとして深く関わってきた雑誌づくりのプロ。時代を先取りするセンスと人脈は雑誌だけでなく、旅の書店「BOOK246」や子供のためのセレクトショップ「3 Feet High」のプロデュース、さらにはSHIPSとのコラボレーション・ブランド「ships mammoth」など、多方面のクリエイティブにも生かされている。www.khmj.com
Editor's notes
from the magazine:
編集長ルーカスの取材日和:

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