タヒチアン・バニラの職人

(ペーパースカイ#24 P.51より)
レヴィさんの仕事は、生のバニラを天日に干して乾燥させ、黒い光沢を持つバニラビーンズへと変身させること。
ただ並べて乾かすだけじゃなく、ひっくり返したり、雨に当てないようにしながら、きちんと手をかけないと、いいバニラビーンズにはならないそうで、熟練の技を要する仕事です。
生のバニラはインゲンに似た緑色のサヤで、この状態では香りがしません。島内で栽培されたバニラは、レヴィさんのもとへ集まってきた後に、最高級のバニラビーンズへと姿を変えるのです。

バニラは普通、おみやげ屋で買えば2本で3000円もする高価なもの。けれど、レヴィさんのところで買うと20~30本束になって2000円程。しかも、香りもよく長持ちする上等品。
それはタヒチのバニラを見守り続けてきた、レヴィさんの人生とともにある品なのです。
» PAPER SKY#24 Tahiti



