コンセプトは「地上で読む機内誌」。誌面を飾る世界各地の美しいビジュアルとテキストは、読者を架空の「想像旅行」へと誘うだけでなく、 その地へ「実際に行ってみたい」と思わせる、リアル・トラベルの入り口をも提供します。

風邪をひいたら“貝焼き味噌”~ローカルフードの旅 青森編(1)

次第に寒さもゆるみ、春の訪れを感じる日もあるこの頃ですが、
冬を求めて、北へと足を運んでみるのはいかがでしょうか?

本州最北の地・青森では、深い雪に包まれ、まだまだ冬は健在です。
降りしきる雪の中を歩いてこそ出会うことのできる、暖かい郷土料理。
今回のローカルフードの旅は、冬の青森編として3回に分けてご紹介します。

貝焼き味噌

◆風邪をひいた日の定番“貝焼き味噌”

旬の魚介類が並ぶ青森の市場。その中に、ホタテの貝殻が束になって売っているのを目にします。それも特別大きなもの。なぜ貝殻だけ…?

実はこの貝殻は、“貝焼き味噌”という郷土料理を作るのには欠かせない、“器”なのです。上の写真は、市場で売っている中身入りのホタテですが、貝焼き味噌用にはもっと大きな貝殻を使います。

貝焼き味噌貝殻に、細かく切ったホタテ、ネギ、だし汁、味噌を入れて火にかけ、煮立ったら卵を溶いてできあがり。貝殻からもダシが出て、それが独特の風味を醸し出すのです。味付けや具にもそれぞれ家庭ごとにオリジナリティがあります。
青森出身の友人の話では、青森ではどの家庭の台所にもこの貝殻が常備されているとのこと。使い込むほどに味が染みて、おいしい貝焼き味噌ができるそうです。

そして、この“貝焼き味噌”が登場するのは、もちろん冬の寒い日、そして風邪をひいたとき。子どもが熱を出したりすると、お母さんがこの貝焼き味噌を作ってくれるのだとか。あったかい青森の家庭の味は、青森市内各地の居酒屋や食堂でも食べることができます。

貝焼き味噌
© Blue Beam Net

〈おいしい貝焼き味噌を食べられるお店〉
◇居酒屋 侍 >MAP
◇六兵衛 >MAP

今回写真をお借りしたサイトはこちら >Blue Beam Net(青森県商工会連合会)www.aomorishokoren.or.jp

コメント

  1. Kate Says:

    こんにちは♪
    先日は、私のBlogにコメントありがとうございました。
    「旅」がテーマのBlogをされているのですね。
    雪深いこの時期に青森を旅するなんて、とっても「通」ですね。
    「貝焼き味噌」香ばしい香りが漂ってきそう・・・、美味しそうです♪
    青森に行きたくなりました。

  2. Yum Yum Says:

    Kateさん、コメントありがとうございます!
    あったかい料理をおいしく食べられると思えば、吹雪の中を歩くのも幸せに感じるかも?冬の青森はオススメです。
    あったかい青森の料理、もう2つ記事を予定していますので、またどうぞ遊びに来てくださいね!

  3. Yum Yum・Erina Says:

    パリのお惣菜店では、ホタテの貝殻を使ったグラタンが売られていました。大きな貝殻にベシャメルソースとチーズが山盛りに盛られていて、とってもおいしそうでした。
    このグラタンを見つけた時、遠く離れた青森の貝焼き味噌のこっくりとした卵の味を思い出しました。


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