コンセプトは「地上で読む機内誌」。誌面を飾る世界各地の美しいビジュアルとテキストは、読者を架空の「想像旅行」へと誘うだけでなく、 その地へ「実際に行ってみたい」と思わせる、リアル・トラベルの入り口をも提供します。

「ブルーノ・ムナーリ展」に行ってきました

ブルーノ・ムナーリ展 しごとに関係ある人 出入り おことわり「ブルーノ・ムナーリ展 しごとに関係ある人 出入り おことわり」に行ってきました!場所はShiodome Italia クリエイティブセンター。今回はスタッフの川合里奈さんにお話をうかがうことができました。

「ムナーリは、日本にもファンが多く、彼に影響を受けたデザイナーさんもたくさん活躍しています。芸術は日常生活の中に自然に発生するもの、生活の中にデザインが入ってはじめて人間らしい生活ができるという考えを持っていました。」
「彼の作品はみな実用のために作られているんです。ジャングルジムのようなデスク、この作品ももちろん実用のためのものです。間近にみれてよかったという声も多い、人気の作品なんですよ。カタログには、子どもたちがまわりで遊んでいる写真があります。(アビタコロ:ちいさなへや)」

アビタコロ:ちいさなへや 短い訪問者のための椅子
アビタコロ:ちいさなへや         短い訪問者のための椅子
(c) Shiodomeitalia            (c) Shiodomeitalia

他にも、座面が傾いていてゆっくり座ることができない、「短い訪問者のための椅子」、可愛い小猿のキャラクター「ジジ」など、彼のユーモアある作品の数々を見ることができます。

子どもが遊べるものを精力的に作り、生活と芸術の区別をしなかったというムナーリ、そして「日常を詩的にする」という姿勢 - そうしたコンセプトのもとに作られた遊び心あふれる作品の中で、一番印象に残ったのは「旅行者のための彫刻」。
旅行者のための彫刻
これは、実際にスーツケースの中に入れて持ち歩き、行く先々のホテルの部屋などに飾るものとしてムナーリは考えていたのだそうです。彫刻とはいえ蝶番で組まれていて、折りたためるようになっています。

いつも部屋に飾っているお気に入りのもの、それを何気ないホテルの部屋に持っていって飾れば、より詩的な滞在になるかもしれませんね。
ムナーリの作品は、実際に使ってどうかということではなく、遊び心を持っていることが大事なんだということを私たちに教えてくれます。


旅行者のための彫刻
(c) Shiodomeitalia

ブルーノ・ムナーリ展は、2008年1月27日(日)まで開催されています。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

展示会の詳細はイベント情報
またはShiodomeitalia クリエイティブセンターのサイトにて。

コメント

  1. moto Says:

    面白そうな作品がいろいろあるようですね。長いができないイスというのがとても気に入りました。読んでいるうちに、行ってみたくなりました。

  2. オンライン編集・山本 Says:

    ムナーリの表現したものは本当にいろいろだったと思いますが、私が特に感じ入ったのは、“実用の中にある遊び心”を表現しているところでした。このムナーリの展示会は、自分の中の遊び心を見直す、いい機会を与えてくれました。

  3. オンライン編集・山本 Says:

    >motoさん
    座るためにある椅子を、わざわざ座りにくく作る・・・
    長居できないようにといいながらも、ムナーリはきっとこの椅子を出した時のお客の反応が楽しみだったんだろうと思います。
    話が盛り上がって、かえって長話になったときもあったかもしれませんね。

  4. 豆まる Says:

    逆に、長居してもらいたいお客にだけ、この椅子を出したのかも?
    旅で持ち歩く彫刻も発想がユニーク。
    今まで知らなかった人だけどもっと知りたくなりました。


コメント

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