溶けてゆく不思議なカップ
「コーヒーを入れて飲んでみたんだけど、口の辺りから溶けてきて、ゆっくりと甘味が広がっていく。すごく不思議な感じがした」
ルーカスが手に持っている、陶器のように見える白いカップ。実はこれ、砂糖菓子で作られているお菓子です。紅茶やコーヒーを注いで飲めば、その香りがカップの内側からゆっくりとしみ入り、次第に味を変化させていきます。- 「西方瑠璃(さいほうるり)」(甘春堂)。
中身を飲み終わった後は、もちろんお菓子ですから、パキパキと砕いて食べることができます。ちょっとしたサプライズを与えてくれる、遊び心の詰まった不思議なカップ。その技術の高さはもちろん、カップ表面やソーサーの模様にも作り手のこだわりを感じます。
本誌#23では、抹茶茶碗の形をしたお菓子「茶寿器(ちゃじゅのうつわ)」も紹介しています(P.53)。




お菓子のカップ、遊び心たっぷりの逸品ですね。コーヒーに甘味や香りを加えてくれ、最後には食べてしまう。文化を魅力的にするのは、そんな遊び心なのかもしれないと思えました。カップを持ったルーカスさんの写真もいい感じですね。
2007年 11月 28日 9:49 am