手のひらで茶筒をなでなで
寒くなってきたので、あたたかいお茶を飲んで体をゆっくり温めるようにしています。
そのお茶の時間に欠かせないのが、
3年前から使っている銅製の茶筒。
説明書きに「朝夕、手のひらでなでてください」とあったので、
毎日お茶の時間によーくなでていたら、
はじめは赤銅色に光っていた茶筒が、
渋みのある輝きへと変わってきました。

自然にふたが閉まるのも巧みな職人技のたまもの。
ひとりでに、すーっと閉まるのがうれしくて、
ついつい何度もふたを開けては閉め、開けては閉めしてしまいます。
手のひらでなでるほどに変わっていく茶筒の風合い。
自分の手によくなじむ、この世に一つだけの茶筒へと育てていくのです。

この茶筒は、京都にある老舗「開化堂」のもの。
明治8年の創業から、手作業で丁寧に茶筒を作り続けています。
実に130もの工程を経ており、1日にできるのは10個ほど。
物を大切にする喜びを教えてくれる、そんな茶筒です。
お茶のお供には、PAPER SKY#23「KYOTO WAGASHI TRIP」特集。
今日のお気に入りの和菓子を見つけてください。
>開化堂のサイトはこちら
実演販売も行っています。
2007年11月6日~11月12日、日本橋三越本店にて。
2007年12月4日~12月6日、ロンドンPostcard teasにて。
2007年12月26日~12月30日、銀座松屋にて。
2008年1月9日~1月15日、新宿伊勢丹にて。

今回この記事をアップするにあたって、開化堂さんに掲載のお知らせをしたところ、返信されたメールに「えぇ文章をありがとうございます…」とありました。やわらかな京言葉に心なごませていただきました。京ことばの響きが好きです。
2007年 11月 11日 7:51 pm開化堂さんのサイトも拝見させていただきました。
昔ながらの茶筒、味があっていいですね〜。
クローバーのデザインのものもかわいいなぁと思いました。
茶筒のふたですが、なかなか閉まらない経験
2007年 11月 12日 6:59 pm何度かあります。
すーっと閉まる茶筒、ぜひ体験したいですね。
>kanaさん
2007年 11月 14日 4:25 pmすーっと閉まっていく感じは、何度やってみても楽しいもの。
のんびりとしたお茶の時間にぴったりの、ゆったりと閉まっていく感じなんですよ。